10人前の賄い和風海鮮カレーを作った。

具のイカを炒めます
今日の10人賄い料理は登場回数がもっとも多いカレーメニューです。ただし、同じレシピは二度と作らないルールなので、いろいろ悩んだ末、初めての和風海鮮レシピに決定。コストパフォーマンスの高い、イカと冷凍天然エビをメイン具材に、和洋のダブルスープで旨味を構成します。

 

 

 

和風海鮮カレーの味づくりは、2つの和洋スープをベースに複雑な味にして、味をまとめる役割がカレーという構成にしました。和風出汁は厚削り鰹節をたっぷり使い、洋風スープはタマネギと脂身の多い牛肉を使った甘味と旨味のあるスープを狙います。
二つのベース味を仕込みます
左の鍋が、タマネギと脂身牛肉で作る洋風スープ。
右の鍋が厚削り鰹節で作る和風出汁。
二つを併せて、旨味を作り上げます。





●和風海鮮カレーの材料を仕込む
1.イカ
内臓とゲソを取りだし、胴体を2センチ幅ほどにぶつ切りします。ゲソは食べやすいように4つ程に切り分けておきます。今回はキモは使いませんでしたが、好きな人は炒めてからスープに混ぜてコクをだすのもありでしょう。
2.エビ
殻を剥いて丸ごと使います。
3.タマネギ
大きめにぶつ切りしておきます。


▲和風海鮮カレーのスープを仕込む
1.和風出汁
厚削りの鰹節を大鍋に水から入れてたっぷりと煮ます。沸騰したらやや弱火にして30分ほどしっかり旨味を搾り出します。鰹節は取り出しておきます。これは後で酒と醤油と味醂で煮つめると酒の肴になります。
2.洋風スープ
タマネギを油で薄いきつね色になるまで炒めます。透きとおっていい感じになったら、脂身の多い牛肉を加えて、油の旨味をタマネギにたっぷり吸わせます。
玉葱と牛肉を炒めますことこと煮込みます







3.合わせスープ
和洋2つのスープが出来上がったら、ひとつ鍋に合わせます。そして、市販のカレー粉単品と甘味と旨味をつける隠し味として黒砂糖を適量加え、さらに好みで醤油、中濃ソース、黒胡椒粒などを加えて、弱火で1時間ほど煮込みます。これでベースのスープが完成です。



具の海老を炒めます具のイカを炒めます







▲和風海鮮カレーの具を仕込む
1.イカ
油を引いたフライパンに、あらかじめカレー粉を軽くまぶしておいたイカを強火でサッと炒めます。後で煮るので、表面が軽く色がつけば大丈夫です。
2.エビ
同じく油を引いたフライパンに、あらかじめカレー粉を軽くまぶしておいて強火でサッと炒めます。こちらも軽く色がつけば大丈夫です。

▲和風海鮮カレー仕上げ
2つの合わせスープに市販のカレールー(パウダー状)を一箱加えて30分ほど弱火でことこと煮ます。味がなじんだところで、炒めたイカとエビを加えて、15分ほどかるく火を通してできあがりです。


和風海鮮カレーの出来あがりみんなで食べます







■和風海鮮カレーを食す
食べました。思ったよりも和風の味がどっかに行ってしまいましたが、多分隠し味として活躍しているのでしょう。カレーのダブルスープは2回目なのですが、ラーメンほど味が表にでませんが、面白い作り方だと思います。もう少し研究の余地ありでした。ごちそうさま。

★材料(10人前)
1.和風出汁
・厚削り鰹節 1袋
2.洋風スープ
・脂身の多い牛肉(旨味出し用とあればなお良し、脂身は白いほど上物です) 400g位
・タマネギ(有機の甘いのがあれば) 中サイズ6個位
3.その他スープ用
・カレー粉(インディアンカレー粉など) 大さじで数杯好みで
・黒砂糖 適量
・市販カレールウ(できればパウダー状のさらっと仕上がる物を) 1箱
・隠し味 醤油、中濃ソース、粒黒胡椒、その他なんでも
4.具材
・イカ 大きめサイズ 2杯
・エビ 冷凍(できれば海外天然物など) 予算に応じて大きめを1人2匹位